2019年03月06日

『校閲ガール』

『校閲ガール』シリーズ読み終わりました。
楽しかった!

『校閲ガール』は石原さとみちゃん主演でドラマ化されました。
とてもとても楽しく見ていましたが、原作とかなり設定が変わっていました。
でも、主人公の石原さとみちゃん演じる河野悦子のキャラクターや物語の世界観は共通していたので、別物として楽しめました。ただ、先に原作読んでいたらどうだったかな?

あらすじは出版社のHPから拝借

『校閲ガール』

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憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、根性と気合と雑誌への愛で、 激戦の出版社の入社試験を突破し 総合出版社・景凡社に就職した河野悦子(こうの・えつこ)。
しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、悦子が配属されたのは校閲部だった。

入社して2年目、苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々。 「こんなところ早く抜け出してやる」とばかりに口が悪い演技をしているが、 段々自分の本性がナマイキな女子であるような錯覚に陥ってくる毎日だ。
そして悦子が担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとしたトラブルが巻き起こり……!?


場違いなくらいファッションをキメて出勤し、思ったことを遠慮しないで言う悦子だけれど、仕事はキッチリ、完璧!
入社試験を突破できたのも、実は卓越した記憶力と観察力が校閲部の部長の目に留まったからなのでありました。
悦子は偏見を持たない、他人の目なんか気にしない、気持ちのいい女です。

『校閲ガール ア・ラ・モード』

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前巻の続きかと思ったら、脇役だった人たちが主役になるスピンオフ。

入社して2年目、ファッション誌への異動を夢見て苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々を過ごす悦子。
そして明るく一直線な彼女の周りには、個性豊かな仕事仲間もたくさん。
悦子の同期で、帰国子女のファッション誌編集者、
これまた同期の東大出身カタブツ文芸編集者、
校閲部同僚でよきアドバイスをくれる、グレーゾーン(オネエ系)のお洒落男子、
悦子の天敵(!?)のテキトー編集男、
エリンギに似ている校閲部の部長、
なぜか悦子を気に入るベテラン作家、などなど、
彼ら彼女らも、日々の仕事の悩みや、驚くべき過去があって……。


東大出身カタブツ文芸編集者藤岩さんがとてもいいです。
この巻は次巻のための養分的な感じ。
本筋の物語に膨らみが出るもんね。

そして今日読み終わった『校閲ガール トルネード』

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悦子は、恋に落ちたアフロヘアーのイケメンモデル(兼作家)と出かけた軽井沢で、ある作家の家に招かれて……。
そして社会人3年目、ついに憧れの雑誌の編集部に異動に!?


ラストがドラマと全く違いちょっとビックリ。
さすがに原作のほうが深いです。悦子も幸人もやりたい仕事と向いている仕事の違いに悩みます。
そりゃそうだよね。自分に向いていてやりたい仕事に就いている人なんてそうそういないはず。みんな折り合いをつけて暮らしているんだよね。今いるところで全力を尽くして。

校閲って文字の間違いだけ直すのかと思っていたらそんな簡単な仕事じゃなかったんですね。
昔々お勤めしていたところやPTAで会報を出していたのですが、その会報の仮刷りの文字や体裁の間違いをチェックする仕事はかなり好きでした。
これは「校正」なんですね。
「校閲」はさらに原稿の書かれた内容が事実と合っているかを確認するんですね。主に歴史事項、文学作品名、人名、化学・科学などの数値の確認などだそうです。
この本の中でも、列車の移動時間とかまで検証してますもんね。注意力散漫な人にはムリだね。

『ア・ラ・モード』の中でチラッと出てくる人物が主人公の物語をこれから読みたいと思います。
このシリーズは3時のおやつ感覚で気軽に読めて楽しい〜〜〜
posted by 元女将 at 21:07| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする