2018年11月12日

『京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』

実は今回の美術館巡りの旅で一番楽しみにしていたのがココです。

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会場は東京国立博物館 平成館
トーハクって言うらしいです。

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こちらは本館
この奥に平成館がありました。
ものすごく広い敷地です。
敷地内に法隆寺宝物館っていうのもあったのだけどお休みでした。残念。

もちろん音声ガイドを借ります。
担当は声優の近藤孝行さんという方。
この仕事をするに当たって大報恩寺にまで行ってきたそうです。

とにかく色々知らないことばっかり。
「おかめ」の由来もこのお寺でした。
本堂を建てるにあたり棟梁に任命された長井飛騨守高次は柱の一本を短く切り落としてしまいます(ドジかっ!!)
苦悩する夫に「柱をすべて短く切りそろえ、柱の上に斗組(ますぐみ)を乗せるといい」と妻のおかめさんがアドバイス。
本堂が無事落成し、上棟式の前日おかめは「女の入れ知恵で本堂が建設したとわかれば夫の恥!」と自害してしまいます(なぜだーーー)
義空上人はおかめの徳を称え(バレてんじゃん)境内に塚を建てて供養しました。
時が経ち、人々はその塚を「おかめ塚」を呼び「おかめ招福信仰」が全国的に広まったとか。
良縁、子授け、夫婦円満に功績があるんだと。
(なんだか納得いかないけどなーーー)

仏像の展示は素晴らしいのひとことに尽きます。
ライティングもゆったりした配置も360度ぐるりと見ることができるのも素晴らしい!

まずは御本尊「釈迦如来坐像」が金ピカで迎えてくださいます。
取り囲むように釈迦の十大弟子立像が。
10体揃うのは寺外初公開なんだそうですよ。
ってか、御本尊からなにからかにまで寺外に持ち出して、お寺は大丈夫なんだろうか?

音声ガイドを借りているので、作り手の見分け方の説明があり納得。

次の部屋には六観音が一堂公開!
もう息が止まります。
美しいです。

聖観音菩薩立像はなんと撮影OK

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今は光背を外した形での展示です。
超貴重!

何時間でもいられる気がします(空いてるし)
拝んでいる方がたくさんいらっしゃいましたが、それが本当だよね。
いいもの見たわ〜〜〜〜〜

と、ここまでが前売券を購入していた分です。
無事に全部見ることができてよかった〜〜〜〜

もし時間があったら見たいと思っていた東京藝術大学の藝大コレクション展にも行けました。

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「無言館展」で見た久保克彦さんの遺作(卒業制作)が展示されているというのを「日曜美術館」という番組で見たのです。
5枚一組の作品なので、揃っているところが見たい!

番組で紹介されていたように並んでの展示ではありませんでしたが、5枚揃っているところを見ることができました。
テレビや写真で見るよりずっとずっと現代的なデザインでした。
無念がほとばしるように感じました。
戦争はダメだよ…絶対に起こしてはいけない!!っていう声が聞こえてきそう。

黒田清輝の黒田記念館も見たかったのですが、天気予報が外れて雨が降ってきたので断念。
早めに空港に向かいました。

楽しい旅でした。
やっぱりちゃんと予習していったのがよかったね。
できれば毎年美術館巡りの旅をしようと誓いあったのでありました。
posted by 元女将 at 23:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする