2020年01月26日

ラブレターのこと

秋に亡くなった友だちのIちゃんのお姉さんとゆっくりお話ができました

楽しかったり面白かったことがあると「妹に話さなきゃ!」って思う、そんな時すごく寂しい、と仰っていました
そうなの
Iちゃんは聞き上手プラスアルファの人で、面白い話をするとその何倍も面白くしてくれる天才なのです
だから楽しいことがあると思わず話したくなるのです

わたしも日常で面白いことがあった時、読んだ本が良かった時、たまらなく話したくなります
だからわたしもすごく寂しいよ

Iちゃんが緩和病棟に入院中、ご主人が毎日会社の帰りにお見舞いに来たそうです
そりゃ来るよね

彼女は毎日人としゃべると疲れるからとご主人のお見舞いを「水曜と土日限定」にしたんだって
そんなある日、ご主人がお手紙を持ってきたそうです
それがなかなかのボリュームで「具合が悪いのにこんな量読むのしんどいな」って思ったらしい
で、後日お姉さんが「何書いてあったの?」と聞くと
「ラブレターだった」って

で、ご主人が「手紙の内容は娘にもお姉さんにも言わないで」と言ったそうで、Iちゃんはそれ以上言わず、お手紙はお棺の中に収めたそうです

結婚して30年以上過ぎた夫が、命が燃え尽きそうな妻に対して書いたラブレター
もう、ね、たまらないですね

その話を聞いてからあったかい何かで胸がいっぱいです
posted by 元女将 at 22:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする