たくさん本を読めて幸せな一年でした
まずは昨年12月に読んだ本から
銀の砂 柴田よしき
いつかの岸辺に跳ねていく 加納朋子
活版印刷三日月堂 庭のアルバム ほしおさなえ
活版印刷三日月堂 雲の日記帳 ほしおさなえ
鴨川食堂 柏井壽
鴨川食堂おかわり 柏井壽
贖罪の奏鳴曲 中山七里
ゆえに警官は見護る 日明恩
丹野智文 笑顔で生きる認知症とともに 丹野智文
とても楽しみにしていた日明恩の警官シリーズだったのに、読み始めると過去作の記憶が全くと言っていいほどありませんでした
これはこれで面白かったのでいいんだけど、わたしの記憶力…

というわけで年末に過去作を借りてきたので、今読んでます
とても新鮮です

活版印刷三日月堂シリーズは『雲の日記帳』をもって完結です
とっても気持ちの良い物語でした
『丹野智文 笑顔で生きる認知症とともに』は39歳で若年性アルツハイマー病と診断されたトップセールスマンが笑顔を取り戻すまでの物語です
感動モノではなく、ハウツー本として読みました
本人はもちろんなんだけど、家族が凄いです
2019年に読んだ本のベスト3を発表してみようと思います
と言ってもすぐには決められないので(記憶もないし)振り返ってみよう〜
『書店ガール』が完結を迎えたので、完結の感動を深めるために遡って読みました
7年もシリーズと付き合っていると、もう知り合い感覚です
『校閲ガール』シリーズも面白かったな
この作者の作品はシリーズを超えて人物が登場するので、次々と読みたくなります
ドラマもよかったけど、原作はもっとよかったです
女の子が元気なお話は楽しい

吉藤オリィさんやほしおさなえさんとの出会いもあって実りの多い読書生活でした
ベスト3は決まらなかったけれど、心に残ったのは
『その島の人たちは、ひとの話を聞かない』森川すいめい
『森崎書店の日々』『続・森崎書店の日々』八木沢里志
その時のわたしの気持ちにぴったり合って、自分の気持ちなのにうまく形にできなかったものを文章にして示してくれた、という感じです
それが本を読むということの良さなのかもしれない、って思えたのも2019年の実り
今年もたくさんの面白い本と出合えますように
