2019年12月01日

11月に読んだ本

久しぶりに12冊も読みました
『劇場版おっさんずラブ』上映が終わり、Twitterを見る時間が激減したからだよな
スマホ危険

なみだ研究所へようこそ!サイコセラピスト探偵波田煌子 鯨 統一郎
セブンズ! 五十嵐貴久
マウンドの神様(アンソロジー)
森崎書店の日々 八木沢里志
続・森崎書店の日々 八木沢里志
活版印刷三日月堂 星たちの栞 ほしおさなえ
活版印刷三日月堂 海からの手紙 ほしおさなえ
戒名探偵 卒塔婆くん 高殿円
セイレーンの懺悔 中山七里
すべての神様の十月 小路幸也
いつか響く足音 柴田よしき
ヒトイチ 警視庁人事一課監察係 濱 嘉之

11月の収穫は始めましての八木沢里志さんとほしおさなえさんとの出会い
偶然図書館で手にとったのだけど、いい出会いでした
ネット予約だけじゃなくて、たまに図書館に行かなくちゃ、です

『森崎書店の日々』

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あらすじは小学館のサイトより拝借

交際を始めて1年になる恋人から、突然、「他の女性と結婚することになった」と告げられた貴子は、深く傷ついて、ただ泣き暮らす毎日を送ることになった。
職場恋愛だったために会社も辞めることになった貴子は、恋人と仕事をいっぺんに失うことに。
そんなとき叔父のサトルから貴子に電話がかかる。
叔父は40代、奥さんの桃子さんに家出され、ひとりで神保町で「森崎書店」という古書店を経営していた。
飄々としてつかみどころがなく、親類の間では変人として通っていたサトル叔父、小さい頃は貴子も遊んでもらったこともあったものの、ここ数年は交流はなかった。
その叔父からの連絡は、「店に住んで、仕事を手伝って欲しい」というものだった。誰かの救いを求めていた貴子は、叔父の申し出を受け入れて、本の街のど真ん中に住むことになった――。


全く知らなかったけど、映画化されているのですね
サトルおじが内藤剛志
ええええええ〜〜〜
って、表紙見たらわかるよね

頭からそのイメージを追い払って読みました
わたしのサトルおじはオダギリジョーだな
飄々とした40代ってオダギリジョーしかいないでしょう
映画化されたのは9年前だから、その時なら若すぎるけど、内藤剛志は土門さんだからな
貴子は多部未華子ちゃんかな

ほのぼの〜〜としてほっこりした気持ちになれました

「桃子さんの帰還」という本編の1年半後物語が続編として収録されています
なぜ桃子さんは家出したのか、そしてなぜ急に帰ってきたのかがわかります

前作から3年後のお話
桃子は店を切り盛りしながら、近所の小料理屋にアルバイトに出てキビキビ働いています
貴子は店の客だった和田とお付き合いを始めます
すべてが上手く回りだしたと思っていたけれど、幸せな時間はそう長くは続きません

登場人物の一人が亡くなってしまい、皆が喪失感の中で暮らしています
作中の言葉
「些細などうでもいい記憶がふと何かの拍子に思い出される。そのたびに、わたしは心にぽっかり穴があいたような気持ちを味わわされるのだった。でも、悲しみや喪失感と一緒に前に進むことが生きてるってことなんだよね」

『活版印刷三日月堂』

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あらすじはポプラ社のサイトより拝借

川越の街の片隅に佇む印刷所・三日月堂。
店主が亡くなり、長らく空き家になっていた三日月堂だが、店主の孫娘・弓子が川越に帰ってきたことで営業を再開する。
三日月堂が営むのは昔ながらの活版印刷。
活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心が解きほぐされていくのだが、弓子もどうやら事情を抱えているようで――。


物語が進むに連れ、人と人が繋がり膨らんでいきます
わたしは和文タイプライターを使っていた経験があるので、活版印刷のイメージはすぐに湧いたのがよかったな
表紙はこどもっぽいけど、章ごとの写真がとても趣深くて素敵です
1巻2巻と読んでとてもよかったので、3巻4巻も読む予定です

『戒名探偵卒塔婆くん』はあんまりなタイトルで、なぜこの本を借りようと思ったのか謎!それも1年待ちでした
最初の方はタイトル通りのバカバカしい物語だったけど、ラストは太平洋戦争の犠牲者の鎮魂という壮大なお話になり、感動しちゃったよ

『ヒトイチ』の作者は元警察官
それもバリバリの経歴で、退官時は警視庁警視殿
リアルな警察小説でした

令和元年の最後の月も楽しい本とたくさん出会えますように
posted by 元女将 at 16:30| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする