2019年07月03日

6月に読んだ本

寿フォーエバー 山本幸久
生きている理由 松岡圭祐
海の見える理髪店 荻原浩
妻が椎茸だったころ 中島京子
この世にたやすい仕事はない 津村記久子
北海道八十八ヶ所霊場巡拝ガイド 北海道八十八ヶ所霊場会編
いつのまにか筆ペンが上手くなる本 田中鳴舟
私は看取り士。わがままな最期を支えます 柴田久美子

8冊ですが、純粋に読んだと言えるのは6冊でした。
プラスマンガで『波よ聞いてくれ』『百姓貴族』『銀の匙』

『寿フォーエバー』は山本幸久作品ならではのハッピーエンドで他作品から大勢のゲスト出演!
楽しかった〜〜〜〜

『生きている理由』は男装の麗人・川島芳子の物語です。

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なぜ芳子は男装の麗人になったのか、までの物語。
けど、なんだか箇条書きみたいな小説でした。
カルジュルジャブかっこいい
山家とその仲間もかっこいい
けど、感想は「箇条書き小説」
スンマヘン!!

『妻が椎茸だったころ』はタイトルに惹かれて買いました。
タイトル大事!
5つの短編からなる一冊です。

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不思議な話が多いなあと思って読んでいたのですが「泉鏡花賞」受賞と聞いて納得。
表題の『妻が椎茸だったころ』が特によかったです。
っていうか、
何よりこの文庫本、紙が厚手でとても素晴らしかったです!!

『この世にたやすい仕事はない』は好きなフレンチレストランのマダムがブログで紹介していたので読んでみました。

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あらすじは出版社のサイトより
自分にふさわしい仕事って何だろう? 面白いけれど、きつい、やりがいのある仕事に燃え尽きた36歳の女性が、仕事との健全な関係を取り戻すために踏み出した場所は?おかしくて不思議な連作仕事ファンタジー”。

なんですがーーー!!!
わたし、なぜだか、主人公を男の人だと思い込んで読んでいました。
文中に主人公の名前は出てこないし、勝手に男だと思っていたんだよ。

途中で、女性と明記されてビックリし、はじめから読み直しました。

ざっくり言えば「自分探しの旅小説」です。

そんな不思議な仕事ってあるの?って仕事ばかりを紹介される主人公。
だって希望が「コラーゲンの抽出を見守るような仕事」なのですから。

第1話の「みはりのしごと」と最終話の「大きな森の小屋での簡単なしごと」だったらわたしでもなんとかできそう。

2017年にNHKでドラマ化されていました(知らなかった!)
主人公が真野恵里菜ちゃんでした。
知ってたら主人公が男だなんて間違いしなかったよなぁ〜〜
ドラマ化に際して主人公に「霧中かすみ」という名前が付きました(霧中て!かすみて!!)
どんなになったのか見てみたいです。

『看取り士。わがままな最期を支えます』は朝日新聞でコラムを書いていらした柴田久美子さんの本です。

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看取り士という仕事があるということも知りませんでした。
医療機関とも連携してくれるとか。
人はなかなか簡単には死ねないというのが実感なので、専門家が入るのは好ましいことです。

秋にこの本が原案となった『みとりし』という映画が公開になるそうです。
ほほお〜
posted by 元女将 at 21:14| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする